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【ホームレス】*第一弾*ホームレス状態からの「脱却」に向けた支援とは?

“「ホームレス」って・・・どう定義すればいいの?”

 

 世の中には様々なホームレスの定義が存在し、「これ!」が定義だとは言えない場合があります。

私たち、ホームレス班も毎年、ホームレスをどう定義すればいいのか悩み続けています。

 

 そのため、これから3回に分けて『ホームレス状態からの「脱却」に向けた支援、後藤広史(2013)』から、ホームレスの定義から「脱却」に向けた支援をするためにはどうすればいいのか考察した内容を紹介していきたいと思います!

 

先の話に戻ると、“家がなかったらホームレスじゃないん?”と答える方が多いと思いますが、

この本では、「ホームレスとは住居がないというわけではなく、あくまでも貧困の一形態である」と述べています。つまり、彼らは貧困であるがゆえに住居を喪失している状況であるとも言えます。

 しかし、国によってホームレスの定義が異なり、定義を確実にするのは難しいですが、一応日本では、「ホームレスとは、都市公園、河川、道路、駅舎その他の施設を故なく起居の場所とし、日常生活を営んでいる者」となっています。また、近年ではネットカフェ難民もホームレスとの要因が重なり問題として認識されています。

 

 では、「なぜホームレスが急増したのか」というと、その原因は、1990年代初頭のバブル崩壊だと考えられます。そして、ホームレスの特徴としては、男女比率は圧倒的に男性の方が多く(BIG Issueさんとの時にも言われたように・・・リスクに対する認識の差)、また50代以上の中高年層が多数占めていることも確認できます。あと、路上生活者方々の中では日払い労働者(建設作業員と縁接機能従事者など)の割合が高いです。他にも、結婚歴のあるホームレスの方々のうち約35%が離別・死別しているとも述べられています。

 

 以上のような内容から、失業を理由として路上生活に至っている方々が多く、転落型・長期排除型・労働住宅型の3種類に分けることができます。そして、ホームレスの社会関係をみると、75%以上の「ホームレス」が家族・親族から連絡がないと回答しており、実際ホームレスの調査でも多くの方々この点に関してとても悩みを抱えていました。さらに、相談できる人の有無を見ると、34割の人たちが相談できる相手さえもいないという答えをしました。


 このようなことを踏まえて考えてみると、「問題点として、自立したその後の生活がどのくらい継続しているかどうかが問題視されているのではないか」とも考えられます。また、生活保護制度の面から考えると、問題点としては「繰り返し受給している」方々が多いということです。


スクリーンショット (192)
ホームレス班の勉の様子

 私は、今回の勉から、ホームレスの方々に対してどういう支援をすれば自立した後、繰り返し受給せず自然に社会に馴染むことができるのだろうかと考えるきっかけとなりました。また、今後のホームレス班の活動の中で、私たちができることは何かをより深く考える必要性があると感じました。

 今後のホームレス班の勉内容や活動も楽しみにしてください!こうしろう勉ありがとぉ!


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Kurita Seminar

Author:Kurita Seminar
関西学院大学栗田ゼミです。私たちの栗田ゼミの活動は、国内から海外まで幅広く行っています。海外では、アフリカへの貧困調査のためマダガスカル・セネガルに渡航したり、国内では、農業・観光・教育・中小企業などの社会問題に対しての活動を行っています。ゼミ生の日常もたくさん載せていくので是非ご覧ください!

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