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【BFC】 「世界の子どもたちの教育について伝える」 ~食という観点から~

こんにちは!K8 凜太朗です

BFCの「世界の子どもたちの教育について伝える」シリーズの更新です。

今回は、しっかりと教育を受け、勉学に励むためにも大切である「食」について少しお話させていただきたいと思います。

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出典:Unicef

今回ご紹介するのは、UNICEFが発行しているChildren, food and nutritionです。

子ども、青少年が栄養不良によって被る被害は、発育阻害消耗症微量栄養素(ビタミンやミネラル)の不足過体重などがあります。また、女性(妊婦)が栄養不良によって被る被害は、早産低出生体重、子どもが慢性疾患を発症、子どもの認知能力の未発達などが挙げられます。多くの子どもや青少年が健康的な食品を食べることなく、不健康な食品ばかり食べているという現状があります。

 

実際に14900万人の5歳未満児が発育阻害に陥り、約5000万人の5歳未満児が消耗症を患っています。また、4000万人の5歳未満児が過体重に陥っており、3人に1人の子どもが発育に問題を抱えています。

 

こういった現状から、本来の成長を出来ている子どもがいかに少ないかが分かると思います。その原因は栄養不良であり、この課題に取り組むため、都市化やグローバル化が栄養状態に与える影響を分析し、食事の改善を行わなければなりません。

 

栄養不良の改善に向けて着目されているものが、フードシステムである。フードシステムとは、食料の生産・加工・調理・消費の一連の流れを指すものです。子どものためにこのシステムを改善するためには、子どもに則した栄養を把握する必要がある。適切な年齢期に適切な栄養素を与えなければ、その後の成長に大きな影響を与えてします。

 

フードシステムを改善し、栄養価安全性持続可能性低価格の食事を子どもたちに供給していく必要がある。取り組みとしては、イノチェンティ・フレームワークという、子どもや若者を対象とし、栄養価の高い食品の供給と需要の両方を拡大することを目的としている。


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 出典:Unicef


食品のサプライチェーン(Food supply chains):食品の生産、加工、流通にかかわるすべての行為者と行為で構成されている。サプライチェーンの中で、必須微量栄養素を食料に添加したり、飽和脂肪酸やトランス脂肪酸、糖分、塩分の使用を減らすることで、栄養不良の改善が見込まれる。

 

周囲の食環境(External food environments):養育者、子ども、青少年が食料を購入したり、消費したりする物理的な場所を指す。ここでは、食品の栄養強化についての基準を定めることで、栄養不良を改善できる見込みがある。

 

個人の食環境Personal food environment):子どもや家族が食事を選択する際の決定要因となり、選択の幅を狭めてしまう要因にもなりうる。ここでは、家庭に対して栄養に関する相談や支援体制と合わせて、現金給付を行うことで、子どもたちに栄養価の高い食品を購入することを促すことが期待される。

 

養育者、子ども、青少年の行動(Behaviours of caregivers, children and adolescents):家庭、子ども、若者がどのように食品を調達して調理し、子どもにどう食べさせて指導するかについて着目している。ここでは、栄養に関する情報や教育、相談体制を整えることによって、健康的な食品を選ぶ習慣を付けさせ、栄養を改善していくことが期待される。

 

これらの4つは完全に独立しているものは1つもなく、相互に作用し、子どもの健康状態を改善することもあれば、改悪することもある。なので、子どもの栄養状態を改善するためには供給と需要の両者に着目をしてアプローチしていくことが求められる。

 

最後に、若者が食料と栄養についてどう考えているのかについて、少しご紹介をします。健康的な食生活を送っていますか?という問いに対して、低所得国では72%、高所得国では55%が送っていると答えている。また、何を食べるか決めるとき最も重視する要因として、低所得国では健康的かどうかを最も重視しているのに対して、高所得国ではが最も重要な要因となっている。


今回は、子どもの栄養不良へのアプローチとして着目されている「フードシステム」についてご紹介しました。

身近なところから変えていくことが、やがて大きな変化へとつながると思います。

今日はこの辺で。最後まで読んでいただきありがとうございました!

K8 凜太朗

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