防災班 いよいよ大詰め
- 2021/02/26
- 20:06
こんにちは。K9のきょうすけです。
本日は、兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科博士後期課程の湯井恵美子さんに、3月11日に開催するマイクラHUGのイベントに際して、コロナ対策を実施した避難所の現状について教えていただきました。
これまで実際にコロナ禍での避難所運営の事例は、令和2年7月豪雨と、福島県で起きた地震です。
災害時のボランティアは大学生が多く占めていたこともあり、ボランティアの人数が不足し、2か月半経過しても、復興が進まない状況だったそうです。コロナ禍での避難所は、感染防止を優先的に考えるのはもちろんですが、最も大切なことは一人一人の命を守ることを忘れないこととおっしゃっていました。
マイクラHUGに関しては、イベントの参加者が楽しめるという観点から意見をいただきました。私たち防災班では、マインクラフトを活用しているので、より参加者が楽しめる工夫を盛り込む必要があります。
湯井さんには、マイクラHUGを実用的なものにするために、どのようなことに取り組んだら良いのかについて方向性を示唆していただきました。
将来的には、ファシリテータを必要とせず、実際に避難所を運営する立場の人がマイクラHUGのゲームをすることで避難所運営の知識を身につけることが可能な段階まで完成したら良いと考えています。今回はイベントまでに時間がなく、今から取り組めることには限界があるので、次年度以降にマイクラHUGに関して取り組むべきことが多くあると感じました。
また湯井さんは、現在、障害者施設の防護服がまったく足りていない現状を受けて、職員や障害のある方々が新型コロナウイルスを互いに感染させないために必要な防護服を5000枚贈ることを目指して、クラウドファンディングを実施しています。
ぜひ皆さんのお力をお借りできますと幸いです。