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【甘尼】尼崎市歴史博物館に行ってきました!

おはようございます☀️
K8のかずひとです!

本日は甘尼の活動報告です!

2/23に念願の尼崎市歴史博物館に訪問してきました!!

なぜ、念願なのかと言いますと、

以前(2020年の8月)尼の雫を取り扱っている尼崎酒販組合様へインタビューした際、「尼崎市歴史博物館に行けば具体的な伝統野菜の歴史や、尼崎の農業についても詳しく知れるよ。良かったら知り合いいるから紹介しようか?」という素敵なご紹介を頂けた為です!

当然ながら行くしかない!と思ったんですが、その当時は移転工事中だったことや、その後の緊急事態宣言。。
結果、ここまで伸びてしまったという。泣

様々な障壁がありながら、ついに念願のインタビューが実現したわけです!

前置きが大変長くなりましたが、
話を戻すと、尼崎市歴史博物館史料担当の辻川敦様にインタビューを行ってきました!

辻川様は歴史博物館の前身の一つである市立地域研究史料館の元館長を務めていらっしゃった方です。つまりは歴史について大変お詳しい方です!

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当日聞いたインタビューの内容がこちら!

・尼崎の農業の歴史、工業化に伴う変化
・伝統野菜の歴史やエピソード

主にこの2点で聞いてきました!

中でも印象的だったエピソードがありまして、伝統野菜は上っ面な町おこしで用いられたものではないということです。

「地域のアイデンティティ」を確立する役割を持っていたということです!

というのも、尼崎地域には塚口や武庫之荘、園田といった阪急電車の停車駅があるところ、所謂ブランドエリアが存在します。
その中で、猪名寺(田能の里芋が育つ地域)や富松(武庫一寸そら豆の育つ地域)と呼ばれる地域は、"田舎っぽい"というレッテルが貼られ、住民の中で地域愛が失われつつありました。
このままだと、地域愛の無い街に陥りかねないと危惧した古くからの住民の方々が、伝統野菜に注目したのです!
猪名寺や富松という地域の核、アイデンティティにさせようと、工業化によって消滅したかと思われていた伝統野菜を復活させ(かなり大変な事です)今もなおその思いを引き継ぐ農家様によって失われずに続いているのです。
この伝統野菜を復活させる詳しいお話については、伝統野菜部会の部会長さんに26日にインタビューしてきますので、また楽しみにしていてください!

インタビューを通じて、私達の活動には地域のアイデンティティを尼崎の多くの方々に伝えることが出来る、非常に重要な役目を担っていることを実感させて頂きました。

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それと余談ですが、甘尼秋号が完成すれば、尼崎市歴史博物館にも置かせていただけることになりました!
大変嬉しいですね😆
この調子で置いてもらえる場所も増やしていきたいです!
では、今日はこの辺りで失礼します!

最後まで読んで頂きありがとうございました!
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Kurita Seminar

Author:Kurita Seminar
関西学院大学栗田ゼミです。私たちの栗田ゼミの活動は、国内から海外まで幅広く行っています。海外では、アフリカへの貧困調査のためマダガスカル・セネガルに渡航したり、国内では、農業・観光・教育・中小企業などの社会問題に対しての活動を行っています。ゼミ生の日常もたくさん載せていくので是非ご覧ください!

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