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【ホームレス】西成労働福祉センター様とのインタビュー

みなさんこんにちは!!

この前バイクで事故って(自分がわるいんすけどね)保険のありがたみを十二分に感じた K8せいやです。

先月1月22日 西成労働福祉センター 中村様にZOOMにて取材を行いました。



こちらが西成労働福祉センターです。

西成労働福祉センター


西成労働福祉センターでは、西成の方々に日雇い労働を紹介している事業所です。沢山の質問に答えていただきました!


紹介する職種に関する質問】

1.どういう職種を紹介しているか。またその件数。

  建設業が8割、

年間令和元年度:25万件

  長期の傾向:紹介件数減少中(①機械化のため、②公共事業の規模が下がっているため)

  短期の傾向:コロナによる大手のゼネコンが感染対策、仕事の量を減らしている


2給与の形式や相場

 30日の労働越えると日雇いに含まれない。

 ①と②に給与面で差はあまりない

①日払い(現金契約)

朝早くに労働契約を行う。相場:大体1万程度(昼ごはん引かれる)

②契約

雇用保険が使用できる、宿泊・飯代が引かれる。




【特掃についての質問】

1.特掃の流れ(西成労働福祉センターで登録???・NPO法人釜ヶ崎支援機構との関り)

  われわれは無料職業事業所であり、特掃に関しても紹介事業を行っています。

特掃は、はじめから今日は何人かのように決められており、特掃には資格要件があります。

誰でもいいわけではなく、必ず55歳以上であることですが、障がいを持っている方の場合は

別に55歳未満でも特に問題はありません。でも、行くことができる方が前提ですね。

 

そして、毎年特掃は登録する必要性があって、更新する方と新規の方がいらっしゃって、

登録してもらって、基本的に通年で新規登録できる状況です。われらは輪番紹介という形で、

公平に順番に仕事が当たるように1日大体200人ができるロットでNPO釜ヶ崎支援機構さんから

求人情報をいただいて、順番に行ってもらいます。そして、基本的に先述べたような現金仕事と

同じ形です。

 

2特掃の現在の登録件数

 現在登録されている件数と改善点は、登録件数、ちょっと確認しますね。

14日時点、一番新しい数字が、登録件数1012・・・ということですね。

 

3特掃が抱える課題や改善点などがあれば…

課題がね、見る方によって課題認識に差が出ることがありましてね

センターとしては言いにくいですよ。われらは紹介事業所なんですから、事業そのままの評価に

なっておりまして、個人的な意見としては、日雇い労働者の方々が55歳以上になりますと、

雇う側がどうしても消極的になりまして、なかなか仕事に結びつかない傾向が出てきてしまいます。

これをなんとなく日雇い労働者に対して特掃で少しでも本人の希望であれば支援しています。

1000人くらいが一日200くらいで月に2回くらいやってもらいますよ。登録者が200人なったら

毎日特掃やったら毎日するかの話ですよね、これをどうにか線をひく必要がありますね。

事業者が大阪市の特掃の担当ですよね、個人をどこまで支援するかは・・・

月に23回のはずです、そこから現在は結構増えてきています。

改善点を申し上げる立場ではないですね…




【労働者について】

1西成労働福祉センターに来られる方の年齢層やその数

5070代の方が多く、高齢化している

‐若い方は0ではないが目立たない、とても少ない

20代の方が労働センターに来るのはハードルが高い

‐労働福祉センターは地域の機能であり、働く意欲のある方を支援する団体。職業紹介だけではない。

就業支援である。具体的に宿泊援助をする、働くには体や健康が重要だからそこで、

体のケアをしてもらう。そして、職業紹介に結びつける  

 

2障害者手帳保有者の割合や生活保護自給者の割合などのデータなど

  正確に把握できていない。統計はない。特掃の場合は生活保護の方は遠慮していただいている

労働によって生活保護費の減額の可能性がある。だから、生活保護自給者は積極的に来ない

センター側から生活保護や障害者手帳のことは聞かない。重い障害の方は来ない。

 



【コロナの影響】

1コロナによる仕事の数の変化はあったのか

  顕著に出ている。

対前年度比(9月):38%

     (12月):26

  理由)  

①全体の傾向として、現場が止まり、その後は密の回避などにより人数減少

  ②働く側:50歳以上が主力、働くのを躊躇する方もいる

 

2西成に住む方はコロナの影響を受けているか、そしてどんな対策をとっているか

  個人的に見ても西成地区以外の差はないと思う。

  西成地区:朝は早い、町全体が早寝早起き  

 


 

【その他】

1普段、関わりに気をつけていること

 

「西成を特別に思わないこと」

  中村様は直接西成住民と話すわけでないが、淡々と仕事をこなす

 

「労働者に寄り添う」

ハローワークだと仕事を紹介するとそこでコネクションがなくなる。

日雇いにおいては労働組合があるわけでもないし、法的な知識を備えているわけでもない。

「雇う側と雇われる側」の力関係が普通の仕事と比べて非常に強い。

現場で労働災害が起きたとき、どうすればいいかわからない。

労働者が持っている権利を行使するため、福祉センターが相談に乗っている。

また春の特別給付金の際も、住民の探し方や書類の作り方をレクチャー

 

2労働者の方々と関わっていて思うこと

日雇い労働は朝早くに仕事を見つけて肉体労働し、賃金をもらう

翌日また仕事を探す

 

➡ つまり、不安定就労

 

 

不安定労働の中で一生懸命に仕事をしている人と関わる

&不安定労働は無くなるべきだがなくならない

 

 

寄り添う支援(ex,仕事の紹介にとどまらない)が必要

 




以上が今回中村様からお聞きした話です。中村様本当にありがとうございました。
依然としてコロナや機械化によって日雇い労働が減少していることに非常に驚きまいした。生活保護受給していない方々はこうした日雇い労働に依存するので、それが減少していしまうと収入源の確保が難しい労働者も今後増えていくのではないでしょうか。


今回のインタビューを通して日雇い労働の現状や、その紹介事業所の方の思いをお聞きすることができよかったです。

今後もこのように情報発信していきますので見ていただけると幸いです!



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