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【BFC】世界の衛生環境の現状を伝える~第2弾~

みなさま こんにちは!

最近ゴルフの打ちっぱなしに行き始めた(上手いとは言ってない)K8せいやです。

今回も世界の現状について発信してきたいと思います。

先週のしゅうへいが紹介した、”GLOBAL PROGRESS REPORT ON WASH IN HEALTH CARE FACILITIES” ~Fundamentals first ~4章を紹介していきますぅ。

(まだ前回のブログをお読みでない方はここをクリックして見てみてくだい!)




皆さんところでWHOが推進している、WASHWater Sanitation Hygiene )プログラム」をご存じでしょうか??

 

これは「安全な飲料水と衛生施設を継続的に利用できない人びとの割合を半減させる」ことを目指し、水と衛生事業を行っています。




その中WASHプログラムを進める上で重要となってくるのが IPC (Infection prevention and control)プログラムです。


IPC プログラムでは、世界各地の各医療施設の感染予防・管理をしています。WHOでは毎年調査を行い、世界中の医療施設における感染予防・管理プログラム および手指衛生活動の現在の進捗レベルを審査しています。

 

以下の世界地図はそのIPCプログラムの実施状況を表しています。



1

御覧いたいた通り、やはり先進国では進んでいるもののアフリカ地域など途上国では進んでいないことがうかがえます。



さきほど、手指衛生の活動という風に述べましたが、WHOはIPCプログラムにおいても手指の衛生管理について非常に重要視しています。まあ確かに自分たちも現在どこに行くにしても消毒して建物に入るという形式をしているように、手にはたくさんの菌がいます。手を洗う習慣がない途上国ならなおさらですね。WHOはその衛生改善に向けた戦略を“multimodal”と名付け、2009年以降様々な国で調査を行っています。その調査結果が以下の通りです。

 



2

英語で書かれているので、重要な点だけを抜粋すると、


2011年から2015年にかけて、東地中海、ヨーロッパ、西太平洋のWHO地域の施設はいずれも大幅に改善した。


20112015年で実施された調査両に回答した86施設のうち、全体のスコアは前回調査の335点から374点へと統計的に有意に上昇しており、研修や教育、システムの変化が見られた。


です。



COVID-19が世界中で蔓延するなかで、こうしたIPCプログラムの評価は、WASHプログラムの改善につながり、「安全な飲料水と衛生施設を継続的に利用できない人びとの割合を半減させる」という目的を達成する上でも重要であることがうかがえますね。今後もこのプログラムを追い続け、また皆さんに発信できたらと思います!!



以上 K8せいやでした




最後までご覧いただきありがとございました!

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Kurita Seminar

Author:Kurita Seminar
関西学院大学栗田ゼミです。私たちの栗田ゼミの活動は、国内から海外まで幅広く行っています。海外では、アフリカへの貧困調査のためマダガスカル・セネガルに渡航したり、国内では、農業・観光・教育・中小企業などの社会問題に対しての活動を行っています。ゼミ生の日常もたくさん載せていくので是非ご覧ください!

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