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【中小企業班】社長の仕事は社員を信じ切ること。それだけ。-従業員の主体性を生みだす仕組み-

皆さんこんにちは!!
中小企業班のトミーこと冨田です!

先日から大学の秋学期がスタートしました!!!
授業のほとんどはオンラインですが、ゼミは対面で授業可能とのことで、
明日から早速大学でゼミをすることになります!
ゼミのほとんどの9期生にはあまり会えてないので、楽しみですね☺️

学校が始まるということで、高校の同級生と言ったキャンプの写真をお見せして、
夏の終わりを感じていただけたらと思います
IMG_5134.jpg
(写真のチョイスのセンスの悪さについては多少目をつぶって下さい。。。)
和歌山の北の方の山の中(どこに行ったのかわかってない安本丹です)のグランピング施設でバーベキューや川遊びをしました!
大自然の中でするバーベキューは絶品ですねぇ😋
夜になると少し肌寒くて、でもグリルの炎で温まることができて、
まさに夏の終わりを感じる経験でした😎

さて、本日はタイトルにもある通り
ずぅーっとシリーズでお送りしている
『社長の仕事は社員を信じ切ること。それだけ。』宮田博文著
の内容を少しずつ紹介していこうと思います!

今回は第2章の中盤あたりについて触れていきます
前回のブログで運送業の中小企業(株)宮田運輸では
「みらい会議」というものを実施されているというお話がありました。
「みらい会議」とは、社内外を問わず参加できる経営会議で、誰もが自分ごととして宮田運輸の経営について考える場です。
今回はその会議を開催したことをきっかけに社長の宮田さんが気づいた大切なことについて紹介していきたいと思います。
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運送業を営んでいる宮田運輸では、各事業所にパレットという荷物を載せるための台がたくさんあります。
トラックに積む荷物はパレットの上に整理され、それをリフトで持ち上げて荷台に載せるような流れになっています。このためパレットは定期的に清掃を行わないと、荷物が汚れてしまう恐れがあります。
宮田運輸はパレットのレンタル事業を行っている企業と契約しており、各取引先から回収したパレットを清掃し返却する業務を代行しています。

毎月ノルマを決めて、パレット清掃を行っていましたが、一時期ノルマ未達が常態化していました。

ある日の「みらい会議」でその話題が出ました。
どうすればノルマを達成することができるのか、という議題に対し手をあげたのは
会議に参加していたパートのおばちゃんでした。
「私、明日現場行ってみんなに言うから大丈夫やで」

わずか1ヶ月後、ノルマは達成されました。

一体そのパートのおばちゃんは何をしたのか。

会議の資料に目を通し、パレット清掃の役割を知り、その重要性を理解した上で、どうすればノルマをクリアできるか考えました。そして、現場のスタッフが自分と同じようにやる気になって、他の業務との仕事量を調整すれば、ノルマは達成できると考えたのです。

パレットはレンタルしているものなので、いずれ返却するもの、いずれ新しいものになると現場のスタッフの間で考えられていたそうです。

そこで現場のスタッフにそのパレット清掃の役割の重要性を理解してもらう、そしてノルマ達成に向けて他の業務とのバランスを調整するということを、所長からではなく、パートのおばちゃんが主体的に働きかけたことが結果に結び付いたのではないかと思われます。

仕事の意味を理解できれば、人は動けるようになる
現場にいて、自分のやっていることにどんな意味があり、全体の流れの中に自分がどう参画しているのか。その仕事の結果が誰かを助けるものなのかどうか。
どう助け、どう役立っているのか。そんなことがわかった時、人は「やろう」と思うと宮田さんは言います。
(はい!ここテストに出まぁーす!!的な感じで大事ですココ)
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皆さんは、やる気の出ないこと、ついつい手を抜いてしまうことありませんか?
私は多々あります。
でも改めて、そのことにどんな意味があり、その意味の中に自分がどう参画していて、どう役に立っているのかについて考えてみたら、行動にも変化が現れるかもしれません。
それは自分のこともそうだし、周りの人に対してもそうだと思います。
このことを意識して、周りと関わってみるといろいろなことが前に進むかもしれません。

とても基本的なことなのかもしれないけれど、私はあまり深く考えない人間なので、
今一度今の自分の目の前にあることがどんな意味があって、どう役立つのか考えてみたいと思いました。

このシリーズはまだまだ続きます!
次回もどうぞお楽しみに☺️

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コメント

アルバイトをしている時もどうしてその作業をするのか分からないことが多くありました。教える側からすると、バイトだし教えたところで、辞める人もいるし、疲れるし
みたいな事もあったと思います。
しかし、それでは働く側はちっとも面白くないし、業務の意味がわからないので臨機応変な対応も出来ません。
サボる事ばかり考え、100点の接客をする気なんて更々ありません。
だからこそ基礎的な指導は難しいことだけれど重要なんだなと感じました。

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Kurita Seminar

Author:Kurita Seminar
関西学院大学栗田ゼミです。私たちの栗田ゼミの活動は、国内から海外まで幅広く行っています。海外では、アフリカへの貧困調査のためマダガスカル・セネガルに渡航したり、国内では、農業・観光・教育・中小企業などの社会問題に対しての活動を行っています。ゼミ生の日常もたくさん載せていくので是非ご覧ください!

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