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【中小企業班】中小企業班が最近フィーチャーしている中小企業の補助金に関する小話の巻!!!


こんばんは!K7かずあきです!

今回は我々中小企業班が最近フィーチャーしている中小企業の補助金について

ご紹介していきたいと思います!

内容は以下の論文からの抜粋になります~~!!


新井稲二. (2018). 「地域における中小企業支援は多様な担い手が必要か: 補助金採択者インタビューより明らかになった支援の現状」 嘉悦大学研究論集= Kaetsu University research review, 61(1), 1-14.






1、そもそも中小企業への補助金って有効的なの??



といった形でタイトルをつけてみましたが、一体どのようなメリット・デメリットが挙げられるのでしょうか?



” 経済産業省は補助事業の意義について「事業化・商業化以前のリスクの高い段階で困難やリスクを軽減するための支援として、政策的意義の高い分野での補助事業には意義がある」としている。

 一方で、反論として、「補助金の誘導効果は著しく低下しており、中小企業の自助努力を引き出すためにも規律が働く金融措置にシフトすべき」や「渡し切りの補助金はゆがんだインセンティブを作り出すため、低金利融資や出資の形で行うべき」といった意見が挙げられている。”




” 他にも、「政策手段を金融支援や経営支援に集中し、補助金的な手法をやめることの不具合は何か」や「過去の補助事業は、期待された政策効果を上げていないものが多いのではないか」という質問に対し、経済産業省からは「補助金はターゲティングに優れている」といった意見が出されたものの、結果として「補助金による支援から金融支援に極力特化していく方向性を提言する」という取りまとめがなされたとしている。 ”



従来の中小企業に対する補助金の手厚さが企業の新陳代謝を下げる要因になってしまっていることを受け、補助金自体を金融機関による融資形式に切り替えるべきではないか?という代替案が挙げられていた。




主に、一概に補助金とはいっても有効に使われなければ意味がない、、、といった厳しい意見が散見されました。また、補助金にも種類があり大きく「直接補助金」と「間接補助金」に分けられ、中でも直接補助金は支援費用も大きいらしく、その点からも効率的な資金繰りが求められていることが分かります!







2、ものづくり補助金と創業補助金



次は直接補助金として主に支援されている2つの補助金を紹介しようと思います!



・ものづくり補助金について  

 

平成24年度補正事業の公募要領によれば、「ものづくり中小企業・小規模事業者が実施する試作品の開発や設備投資等に要する経費の一部を補助することにより、ものづくり中小企業・小規模事業者の競争力強化を支援し、我が国製造業を支えるものづくり産業基盤の底上げを図るとともに、即効的な需要の喚起と好循環を促し、経済活性化を実現することを目的とします」として、試作品の開発と設備投資を通し競争力を確保するための補助金であることがわかる。



・創業補助金について  


ものづくり補助金と同じ平成24年度補正予算より実施されており、地域のきめ細かい創業を支援するために開始された。公募要領によれば、「新たに起業・創業や第二創業を行う者に対して、その創業等に要する経費の一部を助成する事業で新たな需要や雇用の創出を図り、我が国経済を活性化させることを目的とします」として、創業に対し補助金を支給して経済を活性化させるとしている。








3、2つの補助金利用に関する使用感


読んだ論文の中では、これら2つの補助金のどちらか(もしくは両方)を受けている中小企業に対してインタビューを行っており、実際に利用してみた感想などを調査していました!以下はその一部の抜粋となります。



繊維工業

補助金を申請しようと考えたのは商品製造段階において、他社に遅れてしまうという思いや、メーカーからも良い機器が発売されるようになってきたので新しい機器の導入を決意した。しかし、資金的な負担も大きいため定期的に訪問してくれる商工会議所の経営指導員(以下、指導員)に良い補助金がないか相談していたところ、ものづくり補助金の案内を受け申請を決意した。

 


金属製品

製造業金属加工の下請けが主な業務となっており、大手企業からの仕事の発注によって当社の業績が左右され安定した経営が難しい。このため、自社製品を開発すれば大手企業からの発注の合間に生産することで業務量や財務面で安定すると考え、ものづくり補助金を申請し自社製品の開発に取り組んでいる。


 

家具・装備品製造業

補助金は過去に、複数申請・採択しており、現在のものづくり補助金も複数回採択を受けている。ものづくり補助金は平成25年から今までに3回採択されている。次々に補助金に申請できるのは、基礎の技術から応用するべき要素が見えてくるからであり、これを開発するための資金として補助金申請し、結果になったところで特許出願をしている。




これらの回答を見ていると、特にものづくり補助金の支援意図に沿った効果が上がっているように見えますが、実際にはそこまでに行きつく採択基準や、認定されるまでに必要な計画書等の書類に関連する事務処理が膨大らしく、労力に合わないと判断して申請さえも諦めてしまう中小企業もあるそうです。





さて!!今回はいかがだったでしょうか??

もしかするとちょっと活字が多くしんどかったかもしれませんね、、、笑


僕はこの論文を読んで、

「そもそも補助金って必要なの???」

というものすごくメタ的な問いかけに驚きつつ、そこから見えてきたメリット・デメリットには

まだまだ理解が追い付けない一方で、追及し甲斐があるなと思いました!



今回のブログでは内容が広がりすぎてしまいそうだったのでプロローグ的に

ご紹介させて頂きましたが、補助金支援の流れの中で、実際には

支援機関との連携が一番難しいのではないか?と考えさせられる内容が書かれていました。


気になった方は是非そんな支援機関にまつわる問題にも触れてみてください!!




K7 紙谷和明






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