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【障がい者介護班】コロナと障がい者雇用について


こんにちは!K8のかいとです!


最近のコロナウイルス拡大も下火になりつつありますが、まだまだ油断はできない状況ですよね。僕も外出は控えて、家で大人しくしてるんですが、たまには外出して美味しいものでも食べたいなーって思います。()

 

さて、今日はコロナウイルスの拡大が障がい者雇用にどのような影響を与えているかについて書きたいと思います!

 

というのも、従来から障がい者の雇用率は依然として低く、最近では障がい者雇用水増し問題なんかもありました。

そのような中で、追い打ちをかけるようにコロナウイルスが拡大し、障がい者雇用にどのような影響を与えるのか? と疑問に思ったので、今回のテーマにしようと考えました!

 

最初に、厚生労働省が公開している「障がい者雇用状況の推移」を見てみましょう!

 

202061日時点の障がい者雇用状況推移では、依然として雇用率は低いものの、徐々に右肩上がりになりつつありますね。法定雇用率達成企業の割合も徐々に上がりつつあるのは意外でした。

コロナウイルスは2019年度の末頃から話題になり始めましたが、当時はまだ危機意識が低く、障がい者雇用に影響を与えていなかったようですね。

 

ですが、このグラフには2020年度の雇用状況推移は載っていないので、今後、コロナウイルスの拡大が障がい者雇用率に多大な影響を与える可能性は十分にあり得ます。

 

図16 グラフデータは「表 障害者雇用状況の推移(Excel)」を参照。

厚生労働省「障害者雇用状況の集計結果」

 

 

私自身の見解では、コロナウイルス拡大に伴う障がい者雇用への影響は大きく分けて、

 

1.          産業構造の変化

2.          働き方の変化

3.          就職活動/採用基準の変化

 

の三つです!

 

⑴産業構造の変化

緊急事態宣言により外出が制限されることで、私たちの活動も変わらざるを得ません。

その中で、飲食業や観光業などの業界は、対面でのサービスを基本としているため影響が大きいでしょう。


これらの業界では、コロナが収束するまでは厳しい障害者雇用の状況が続くと予想されます。

 

⑵働き方の変化

コロナウイルスの拡大を阻止するため、「三密」を防ぐ必要があります。そのために、電車に乗ってオフィスまで通勤するのではなく、自宅からパソコンやインターネットに接続して仕事をする人たちも増えていきます。


それに伴い、仕事の進め方、コミュニケーションの取り方が変化していきます。

 

 就職活動/採用基準の変化

合同企業説明会などの対面型の採用イベントは当面大きく数を減らし、オンラインでの出会いの場づくり、面接が一気に進むこととなり、採用方法も変化していくでしょう。

 

私のゼミの先輩方もオンラインでの面接を行なっているらしく、大変そうだなーと感じました。

 

このような状況に対して、就職を希望する障害のある方は不安を感じてることと思いますし、企業側もどう取り組んでいくべきかについて、迷っているかもしれません。

 

上記で挙げたような、コロナウイルスによるネガティブな側面がある一方で、私はこの機会が障がい者雇用のチャンスになり得るように思います! 

 

例えば、自宅からのリモートワークにより障がい者の負担を減らしたり、採用方法、採用基準の変化で、障がい者の新たな活躍の場所が生まれるかも知れません!

 

確かに、コロナウイルスによる障がい者雇用の不安は大きいかも知れませんが、悲観的になるのではなく、新たな雇用のチャンスが来た! と積極的に考えることが、今の現状では重要なのかなと私は思います。

 

今日はこのあたりで、最後まで読んでいただきありがとうございました!




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Kurita Seminar

Author:Kurita Seminar
関西学院大学栗田ゼミです。私たちの栗田ゼミの活動は、国内から海外まで幅広く行っています。海外では、アフリカへの貧困調査のためマダガスカル・セネガルに渡航したり、国内では、農業・観光・教育・中小企業などの社会問題に対しての活動を行っています。ゼミ生の日常もたくさん載せていくので是非ご覧ください!

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