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【中小企業班】 中小企業訪問 株式会社 土地家屋調査士法人TAP様(2018/10/10)



こんにちは!中小企業班のかみやんです!
今回は、土地家屋調査士法人TAP様に訪問させて頂き、いろいろなお話を聞かせて頂きました!

訪問したメンバーは中小企業班のK5の岡ちゃんさんとK7のかみやんとトミー、そして外国人班から調査でやってきたK7のひびきの4人でした。


株式会社土地家屋調査士法人TAP様 


ところで皆さん土地家屋調査士ってご存知ですか?

 土地家屋調査士とは、「土地の境界に関する、法律と技術の唯一の専門家」のことで、土地所有者の境界トラブルの解決などを行っていらっしゃいます。主な仕事としては不動産会社からの登記申請手続きの代理や、土地境界の測量になります。

現場での土地の測量は全て機械で行うので、依頼者とその相手との調整をする仲介役などといった人間間のコミュニケーションの面で調査士の力量が発揮されるともおっしゃっていました。



TAP様 黄綬褒章



 訪問させて頂いたときにお話を聞かせてくださった代表者の江本さんは、その道40年の大ベテランで、平成27年には天皇陛下から直々に秋の叙勲褒章 黄綬褒章を受章しており、土地家屋調査士の仕事もこなしながら、知名度向上のための活動や土地に関する相談会などのボランティア活動を通して社会貢献活動も行っていらっしゃいます!




TAP様 訪問メンバー 

 インタビュー終了時、皆で取った一枚。中央の作業着を着た方が代表者の江本様です。
※左端のスーツの方は従業員ではなく外国人班 K7のひびき君です。



会社自体の課題としては後継者がまだ見つかっていないことが問題であるとおっしゃっていました。


業界自体も大手の法人に若い労働力が吸収されているため、後継者を探すこと自体難しいそうです。そして、根本的に土地家屋調査士の知名度自体が低いことも課題とされていました。


また、人口減少により起きている「空き家問題」等により、土地所有者の所在探しが難しく相続人探しが大変だそうです。そして人口減少によりそもそも土地を所有する人が減るためにこの仕事自体の需要不足が問題となってきています。



 私たち中小企業班は今後、学生として携われるであろう土地家屋調査士の知名度・認知度の向上にフォーカスして中長期的に関わらせて頂こうと考えています!とりわけ将来的に、土地を所有する人に向けての認知度拡大を狙った活動を行っていこうと思っています。



以上、K7かみやんからの報告でした。








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Kurita Seminar

Author:Kurita Seminar
関西学院大学栗田ゼミです。私たちの栗田ゼミの活動は、国内から海外まで幅広く行っています。海外では、アフリカへの貧困調査のためマダガスカル・セネガルに渡航したり、国内では、農業・観光・教育・中小企業などの社会問題に対しての活動を行っています。ゼミ生の日常もたくさん載せていくので是非ご覧ください!

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