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【子ども班】第2回子ども班チャレンジ報告~その4&経済学と教育学の苦悩~

おはこんばんにちは!K8のけんすけザます!

最後のビブリオはたいようさんです!
たいようさんは書籍からのビブリオで以下の本を紹介してくれました!

『「学力」の経済学』(中室牧子著)

学力の経済学


こちらの本の著者の方は「教育経済学」を専攻されている方でして、
「おお~今の子ども班が求めている分野!!」
と個人的に思ってました。
この本では、ご褒美をあげるタイミングはいつが最もbestなのかを経済学的観点から実証的に分析しよう!などの、経済学と教育学を融合させたものになります。お話を聞いていてすごく読みたくなりました!!なにせ、回帰分析や主成分分析などが登場するらしいので子ども班の論文のために欠かせぬ一冊だと思います。

ちなみにですが、先ほどの「いつご褒美をあげるとテストスコアが伸びるのか」という問いには、
「テストで〇点以上取ったらご褒美あげる」
と子どもに伝えるのではなく、
「テストで〇点以上取るために、今からこの問題を解くことができればご褒美あげる」
と伝える方がテストスコアはもちろん、モチベーションスコアも上がるようです!

テストの点数を取ったらご褒美と言われても、そのハードルが高くて何からすればいいのかわからなくなるのです。それよりかじゃ、目の前の自分の手が届きそうな範囲でご褒美を設定する方が確実にステップアップできると経済学的に結果が出ました。



ここで主に議論になったのは「教育学」「経済学」です。

「子どもたちを経済学のように平均的に測定すると、平均から抜け落ちているものがあるのでは?」

という指摘。ん~そうなんですよね~!しかし著者は経済学を全面的に用いることにはあまり肯定的ではありません。上記の指摘がその理由なのかもしれませんね。
ですが、私たち子ども班が論文を執筆するにあたって経済学とは切っても切れない関係です。

ですが、教育学の見方を取り入れつつ経済学で進めていかないというかなり難しい(というより複雑?)課題に直面しつつありますね。

というのも、私たち子ども班が論文を執筆する際、聞き取り調査やアンケート調査などを行って「データ」をとり、それをもとに分析をし、研究を行います。
ここで、「データ」になる、というのは調査した人たちの一人一人の「色」を淡色にして表すということです。これは、教育の面からすると、一人一人違ったアプローチが必要なのにもかかわらず、経済学では平均的な影響を見ることになります。

…「果たして論文を書くというのは本当に子どもたちのためになるのか?」

とふと思ったりするのです。昨年度のWESTISFJなどの論文大会での大学教授の方々からいただいた貴重なご意見やコメントの中にも

「教育のことを定量化して政策提言するのはどうなの?」

というご意見を賜り、「確かにそうですよね…」とうぅ、となる時がありました。
ですが、私たちはどちらか片方だけ!と考えるのではなく、貪欲にどちらも取り入れていこうと思っています。

教育は定量的な部分では測れないところもあるのでこうした「ぼんやりとした理解」も同時に必要なのかなと思います。今年子ども班が書く論文に向けて経済学的な理解が先行してしまわないように教育学的知見を高めるためにも、今後も子ども班チャレンジを続けていきたいと思います!!


あ、ビブリオと聞いて今ブログを書きながら思い出したんですが、
champを決めるのを忘れていました笑
まあみなさん優勝という平和的解決で済ましておきましょうか。

「第3回は新しく子ども班の一員になるであろうK9を巻き込んでやってみたい!!!」
と願う今日この頃であります。



4回にわたる子ども班チャレンジ報告、最後までお付き合いいただいた方、ありがとうございました


けんすけ


(p.s.)
6月に入り、新型コロナウイルスの猛省が一時休息したのもあり、ようやく普段お世話になっている大成中学校に再び行くことができそうです!明後日に校長先生とお話をして今後について話し合います!久しぶりに大成中学校の生徒の皆さんに会えると思うとうれしいですね

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