FC2ブログ

記事一覧

【子ども班】コロナ休校応援プロジェクト⑩+@~たいよう編~(マンガ・アニメ好き向け)


はいはい始まりました延長戦!
引き続き子ども班のK7たいようがお届けします。ここからはマンガ・アニメ好きとお暇な方向けですよー☀️
前の記事で鋼の錬金術師のざっくりとしたあらすじと、作者の荒川弘先生すごすぎぃというのを書いているので、そちらまだご覧になっていない方はどうぞ(リンク→http://kurikuriresearch.blog.fc2.com/blog-entry-343.html)

この記事ではさらにポイント2つに絞ってハガレンの魅力をもう少し深くお伝えしたいと思います。


【ポイントその1:SFちっくなファンタジー】
先ほどジャンルとしてはファンタジーだと述べましたが、かなりSFの要素が強いと思います(SFには様々な定義がありますがここでは「現実世界で科学が発展すれば起こりそうな作り話」ぐらいにしておきましょうか)。本作では錬金術を用いたバトルシーンが繰り広げられますが、ファンタジーにおける魔法や特殊能力って冷静に考えると結構ツッコミどころ多かったりしますよね。「いや、そんなとてつもない質量どこから来たんだよ」とか(それがファンタジーの良さでもあるのですが)。
もちろん、本作の錬金術も私たちが住む現実世界で使うことはできません。ですが、私たちの身近にある「かがく(科学&化学)」と似ているため、「もしかしたらできるんじゃね?」と思えてしまうんです。錬金術には「等価交換」という原則が存在します。それは「質量保存の法則」に似ていて、「無から有は得られない」、「質量1のものからは同じく質量1のものしか得られない」というものです。こういった制限があるため、戦闘シーンでは自分の身の回りにある物をうまく使って戦うことが要求されます。「鉄の武器をつくろう」と考えても自分の身の周りに鉄でできたものや、鉄分子、鉄原子が存在しないとできないわけです。
このような錬金術の設定から、ハガレンは典型的なファンタジーとは異なり、SF要素も楽しめる作品となっています。


【ポイント2:物語を通して考えさせられる様々なテーマ】
先ほど述べたとおり、大筋は「禁忌に触れ、肉体を失った兄弟がそれを取り戻す物語」なのですが、その中で「生命」「世界」「何かを作る/創る/造るということ」「他者との関わり」など様々なことについて考えさせられます。それらはいずれも私たち読者が住む現実世界と関連深いものであり、この作品を通して考えることで、その人の思想や哲学、今後の人生に何かしら還元できるのではないでしょうか。
また、大学生になって読み返してみて、錬金術の原則である「等価交換」は経済学における「トレードオフ(Trade Off)」の考え方と似ていると気づきました。
これは「何かを得る時、必ず何かを失っている」という経済を勉強するにあたってかなり重要な考え方です。お金を払ってものを買うということはわかりやすい例ですよね。ただ、誰かにお昼ご飯を奢ってもらった時、私たちは何も失わず何かを得たという気がしますが、実はこの時にも「機会費用(Opportunity Cost)」を失っているんです。例えばこの場合では一人で昼食をとっていれば得られたはずの静かな時間だったり、他の誰かと過ごせたかもしれない時間だったりします。
なーんて風に今読み返してみて、新たな気づきがあったりするぐらい、私たちの現実世界と絡めていろんなことを考えることができる作品です。


さて、ハガレン紹介(延長戦)いかがだったでしょうか?
ほんとは後1500字分ぐらい書いていたのですが流石に長すぎて削りました(笑)それぐらい語りがいのある作品です。
マンガやアニメ、映画、小説などジャンルを問わず、僕は「リアリティ(現実的なもの)がフィクション(虚構)を引き立てる」と考えています(一見逆説的ではありますが)。
もちろん、シュールリアリズムに全振りした作品を否定しているわけではないですし、個人的にそういうのも大好きですが、やはり世代を超えて「名作」とされる作品の多くは僕たちの住む現実世界をうまく取り入れ、ときに賛したり皮肉ったりしているものが多いですよね。
今後もリアルとフィクションが入り乱れる素晴らしい作品をご紹介できたらと思いまーす。
ではまた、K7たいようでした☀️



P.S.
ハガレンはアニメも面白いので、アニメの方がとっつきやすいという方はそっちから入ってもいいと思います!
2003〜2004年に放送された「鋼の錬金術師」と、2009〜2010年放送の「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」があって、前者は原作に出てこないキャラが登場したり、途中からアニメオリジナルのストーリーに分岐します。後者はマンガ原作をほぼ忠実に再現したという感じですね。
どちらも作画良し、音楽良し、声優陣も豪華で非常にオススメですよー


スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

Kurita Seminar

Author:Kurita Seminar
FC2ブログへようこそ!