【K11】マダガスカル渡航記〜めぎ編〜
- 2023/09/11
- 01:52
こんにちは😎
K11めぎです!
今回はマダガスカル🇲🇬での渡航での思い出について書いていこうと思います!!
他のK11同様、マダガスカルに3週間弱滞在してきました!!
3泊4日のホームステイから始まり、各村に移動して2週間の調査。調査での出来事だけではなく、人との出会いやマダガスカル人通訳との共同生活、全てが非日常で、初めての経験ばかりで充実しすぎた3週間でした😎
今まで先進国へは行ったことあるのですが、発展途上国が多いアフリカへの渡航は今までありませんでした。渡航前のアフリカへのイメージは貧しい国ばかりで、治安も良くないという悪い印象が強く、不安でいっぱいでした。しかし、実際に行ってみると、そんなことはなく、料理も美味しいお店が多かったり、優しい人が多かったりと最初のイメージがガラッと変わりました。
最初の農村でのホームステイでは携帯なし電波なしのデジタルデトックスの生活をし、自分がいかにネットに依存してしまっていたのかを実感しました。ホームステイでは通訳と寝食を共にしたのですが、会話はもちろん英語で日本語が通じない状態。そして電波もないためネットの翻訳機能も使用することができず、どうすれば相手に自分の言いたいことを伝えられるのか。単語や絵を書いたり試行錯誤する大切さを学びました。そして、国際語の英語の大切さを長期間の海外生活で学びました。今まで何回か海外には行っているものの、基本的に旅行で、しかもネットが使える環境だったので、英語を話したり聞いたりできることの重要性をそこまで感じてこなかったのですが、今回のような電波もなく、調査という日常会話では必要としないような英語を要求される状態を経験し、英語を聞いたり話したりできることの大切さを痛感しました。
3週間のマダガスカルでの生活兼調査でたくさんの思い出があるのですが、そのうちの一つをここでは紹介しよう思います!それは調査最終日に行った新規村での教科書配布及び村人の子供への学力テストの実施です。
これは僕たちの調査の一つで、今まで教育介入したことがない新しい村に行き、村人の子供への学力テストを実施し、教科書などの勉強道具を配布する。そして一年後また同じ村にいきテストを実施し、教科書配布前と配布後のテスト結果を見ることで教科書配布の効果を見ることが目的の調査です。新規村の条件として、村として孤立しているということが課せられているのですが、その条件のせいで、僕と通訳は山越えをしてその新規村まで行くはめになりました😭😭しかも40冊もの大量の教科書とともに、、笑笑
(新規村での写真。オレンジのカバンの中に教科書が入っています。山の上で道のりがキツかった!)
新規村の情報は航空写真でしか分かっておらず、何の情報もなかったので、村人たちに道を聞きながら行きました。まるでゲームの主人公のようですごく楽しかったです笑笑
結局辿りつまでには20分ぐらいかかってしまいました。(帰りは正規ルートを教えてもらい10分で着きました😤)
いざ新規村につくとたくさんの人たちが出迎えてくれました!(おそらく外国人の物珍しさに)
そして計画通り、子供を集めてテストを実施し、教科書や鉛筆を配ったのですが、子供たちがみんな笑顔で受け取ってくれ、興味深く教科書を見ていたのが印象的でした。後々通訳に聞いて分かったことなのですが、新規村は田舎の方で学校が近くになく、交通費をあてがうお金もないため、大半の子供が学校に通えていない状態である。だから勉強道具は彼らにとってとても貴重だと教えてくれました。
(テスト中の様子)
(帰りはみんな笑顔で見送ってくれました☺️)
日本だと当たり前のことだが、一歩外の世界に踏み出すと当たり前のことだとは限らない。このことが身に染みた渡航になりました。
これらの経験を他人事のように良い経験をしたと言うことは間違っているかもしれないですが、将来はこういった学校に通いたくても通うことができない子供たち、教育の機会を受けることができない子供や人たちのために何か役立つことができたらなと心の底から思います。
今回のブログは少し硬い内容になってしまったのですが、今日はこの辺で終わりたいと思います!
また会いましょう!おやすみなさい⭐️
K11めぎ