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【Moribito】2022年初、皿池湿原での活動!

こんにちは!K8 凜太朗です。

雪もちらつき、とても寒い日々が続いておりますが皆様いかがお過ごしでしょうか。


今日は、2022年皿池湿原での保全活動に参加させていただきました!

いつも通り朝礼を行います。

私はセトウチサンショウウオ産卵場所の整備をお手伝いさせていただきました。

セトウチサンショウウオは水辺に産卵をします。


昨年、イノシシのトラップを仕掛けたエリアに本来であれば産卵に来ているはずです。

しかし、今年は雨量が少なかったのか土地が乾いており、当然産卵された形跡もありません

そこで以前作った産卵場所の整備を行います。

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ネットが張られているのはイノシシによって卵が食べられないようにするためです。


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この場所にセトウチサンショウウオが入りやすくするために、木を入れて通り道を作ります。


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その後、産卵場所周辺に皿池の水を運びます。

産卵場所にのみ水を運べば良いのでは?と思いましたが、それでは数日しか持たないため、周辺にも水を運ぶことで土に浸透させ持続的に水を供給できるようにするそうです。

そのため、産卵場所は水が集まるように谷底に作られています。


LINE_ALBUM_皿池湿原(2022218)_220218


水はバケツで150運びました。今年もセトウチサンショウウオがやってきてくれるのを祈るばかりです。

産卵場所の整備に加えて、松の木の伐採も行いました。

普段は青い松の枝が、このように茶色くなっているものは枯れてしまっています。


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早速倒そうとしたのですが、なかなかの難敵でした。

周辺の枝木が邪魔をして全く倒れてくれません。ロープを通して引っ張り、なんとか倒すことができました!

ここまで背の高い木が倒れるのを間近で見たのははじめてでした。守り人の皆さんの技術には毎回驚かされます。

LINE_ALBUM_皿池湿原(2022218)_220218_0


ちょうど松の木を倒し終えた頃、が降ってきました。この雪が解けて、セトウチサンショウウオの産卵場所に溜まってくれるといいなと思いながら眺めていました。

ここで今日の作業は終了となりました。

守り人と三田市の皆様、ありがとうございました!!

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

K8 凜太朗
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Kurita Seminar

Author:Kurita Seminar
関西学院大学栗田ゼミです。私たちの栗田ゼミの活動は、国内から海外まで幅広く行っています。海外では、アフリカへの貧困調査のためマダガスカル・セネガルに渡航したり、国内では、農業・観光・教育・中小企業などの社会問題に対しての活動を行っています。ゼミ生の日常もたくさん載せていくので是非ご覧ください!

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