【障がい者介護班】自転車で甲子園の住宅街を駆け巡りました!
- 2019/06/23
- 04:53
こんにちは、K7のヒナミです.。
先日、障がい者介護班の授業化プロジェクトの一環として
株式会社グローバルウォーク様で1日インターンシップをさせていただきました。
株式会社グローバルウォーク様は兵庫県西宮市甲子園を中心に
訪問介護や介護タクシー、介護用オムツの宅配などのサービスを行っている会社です。
この日は訪問介護を行っていらっしゃる社員の佐賀さんに1日同行させていただきました。
この日の私の相棒はこちら。

はい、電動自転車です!
この日の最高気温は29度(ちなみに私の体感温度は35度くらいでしたが)。
着々と夏が近づきつつある青空の下、自転車で1日甲子園の町を駆け巡りました。
ちなみに次の日の朝、日焼けでワントーン黒くなった自分の顔を鏡で見て一瞬誰か分かりませんでした。(・ω・` )
同行させていただいた佐賀さんはとても興味深い方で、
グローバルウォーク様でパラレルウォーカーとして働いていらっしゃいます。
ん?パラレルウォーカーってなんぞや。
ではではご説明いたしましょう。(^-^)
パラレルウォーカーとは、仕事に生きるのではく、『人生を生きるために仕事を活かさなければならない。』という考えのもと、副業・複業というスタイルで自分と社会で変革をもたらし本業と夢に新たな価値観を創造することで、人生を豊かに生きることを目的とした労働者の形態です。
そしてちなみに佐賀さんは、ご自身で梅田にバーをお持ちになっています。そう、佐賀さんの裏の顔はバーテンダーなのです。それだけでなく、京都にもレンタルスペースを所有しており、ときには英会話教室になったりもするようです。
そんな佐賀さんに、介護のことから、福祉問題のこと、甲子園の町のこと、人生の将来設計のこと、あんなことやこんなことまで1日で様々なことをお話していただきました。
佐賀さんがこの日に担当している6宅のご利用者様の中のうち、4宅のご利用者様への訪問に同行させていただきました。
1宅目と2宅目はデイサービスの車への送り出し介助です。
1宅目で介助されているのを目にした時、訪問介護にも様々な種類があるのだなあと感じました。
家のベッドからデイサービスの車に乗り込む、という私たち健常者ならなんでもない行動に対して、一人の介護福祉士が出向き、階段があればおんぶし、介助をする。介護・介助を必要とする人なのだから、足が悪ければ階段は下りれないのは当然のことだけれども、その行動に対して介助していらした佐賀さんを目にしながら予想外だと感じました。
本当に自分が何もわかってないのだなあと実感しました。
3宅目のご利用者様は心臓が弱く、掃除などの家事のお手伝いをする生活援助を行いました。
ちなみに、訪問介護の中には大まかに分けて2つの種類があります。それは身体介助と生活援助です。この二つの大まかな違いは、ご利用者様の体を使うか使わないかという点です。例えば、ご利用者様をお風呂に入れてあげるのは身体介助です。一方で、今回のような家事代行と呼ばれるものは生活援助に入ります。似たような言葉で、買い物同行と買い物代行があります。買い物同行はご利用者様の体にたいする介助をするので身体介助、買い物代行は介護者が一人でお店へ行くので生活援助という区分になります。
そして、3宅目のご利用者様宅では主にお風呂、洗面台、キッチンなどの水周りの掃除を行っていました。
そんな中、佐賀さんのご利用者様に対する態度や発する言葉ひとつひとつにとても気を配られているなあと感じました。
挨拶から、何気ない天気の話などから、今日のご利用者様の気分や体調を間接的に把握する。帰るときには、「また来週~」と言うことで、「次は来週きますよ」という確認をおこなう。
何よりもご利用者様に対して興味関心を持ち気配りができるからこそ、できることなのだなあと思いました。
そして4宅目に行く前にお昼ご飯を頂きました。@ザめしや

何事も頑張るにはエネルギーが必要不可欠です。ということで、お腹いっぱいいただきました!ごちそうさまでした!!(#^.^#)
そして4宅のご利用者様のお宅へ。
こちらのご利用者様は私と同じようにかつて関西学院大学に所属していらっしゃって、その在学中に不慮の事故にあい、約40年間半身不随で生活していらっしゃる方です。こちらでは初めて排泄介助の現場を見学させていただきました。いくら長年介助されているとはいえ、突然同行して来た大学生に見られるのは良い気分ではなかったと思います。貴重な体験をありがとうございました。
1日同行させていただいて、まず感じたのことはかなりの肉体労働だな、ということです。炎天下の中でも雨が降っても自転車でご利用者様のもとまで出向き、階段が下りれないときは自分よりも大きなご利用者様をおんぶする。(ちなみに私は自転車で佐賀さんを追いかけるだけでヘトヘトでした。)佐賀さんも中には女性にはできないこともあるとおっしゃっていました。また、1件目のご利用者様も腰を痛めたために何人もヘルパーの担当が変わったとおっしゃっていました。
やはり、介護は重労働なのですね。
このような介護者の現状に、何か改善できる案がないかなどこれからのプロジェクト案の一つとして考えていきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
先日、障がい者介護班の授業化プロジェクトの一環として
株式会社グローバルウォーク様で1日インターンシップをさせていただきました。
株式会社グローバルウォーク様は兵庫県西宮市甲子園を中心に
訪問介護や介護タクシー、介護用オムツの宅配などのサービスを行っている会社です。
この日は訪問介護を行っていらっしゃる社員の佐賀さんに1日同行させていただきました。
この日の私の相棒はこちら。

はい、電動自転車です!
この日の最高気温は29度(ちなみに私の体感温度は35度くらいでしたが)。
着々と夏が近づきつつある青空の下、自転車で1日甲子園の町を駆け巡りました。
ちなみに次の日の朝、日焼けでワントーン黒くなった自分の顔を鏡で見て一瞬誰か分かりませんでした。(・ω・` )
同行させていただいた佐賀さんはとても興味深い方で、
グローバルウォーク様でパラレルウォーカーとして働いていらっしゃいます。
ん?パラレルウォーカーってなんぞや。
ではではご説明いたしましょう。(^-^)
パラレルウォーカーとは、仕事に生きるのではく、『人生を生きるために仕事を活かさなければならない。』という考えのもと、副業・複業というスタイルで自分と社会で変革をもたらし本業と夢に新たな価値観を創造することで、人生を豊かに生きることを目的とした労働者の形態です。
そしてちなみに佐賀さんは、ご自身で梅田にバーをお持ちになっています。そう、佐賀さんの裏の顔はバーテンダーなのです。それだけでなく、京都にもレンタルスペースを所有しており、ときには英会話教室になったりもするようです。
そんな佐賀さんに、介護のことから、福祉問題のこと、甲子園の町のこと、人生の将来設計のこと、あんなことやこんなことまで1日で様々なことをお話していただきました。
佐賀さんがこの日に担当している6宅のご利用者様の中のうち、4宅のご利用者様への訪問に同行させていただきました。
1宅目と2宅目はデイサービスの車への送り出し介助です。
1宅目で介助されているのを目にした時、訪問介護にも様々な種類があるのだなあと感じました。
家のベッドからデイサービスの車に乗り込む、という私たち健常者ならなんでもない行動に対して、一人の介護福祉士が出向き、階段があればおんぶし、介助をする。介護・介助を必要とする人なのだから、足が悪ければ階段は下りれないのは当然のことだけれども、その行動に対して介助していらした佐賀さんを目にしながら予想外だと感じました。
本当に自分が何もわかってないのだなあと実感しました。
3宅目のご利用者様は心臓が弱く、掃除などの家事のお手伝いをする生活援助を行いました。
ちなみに、訪問介護の中には大まかに分けて2つの種類があります。それは身体介助と生活援助です。この二つの大まかな違いは、ご利用者様の体を使うか使わないかという点です。例えば、ご利用者様をお風呂に入れてあげるのは身体介助です。一方で、今回のような家事代行と呼ばれるものは生活援助に入ります。似たような言葉で、買い物同行と買い物代行があります。買い物同行はご利用者様の体にたいする介助をするので身体介助、買い物代行は介護者が一人でお店へ行くので生活援助という区分になります。
そして、3宅目のご利用者様宅では主にお風呂、洗面台、キッチンなどの水周りの掃除を行っていました。
そんな中、佐賀さんのご利用者様に対する態度や発する言葉ひとつひとつにとても気を配られているなあと感じました。
挨拶から、何気ない天気の話などから、今日のご利用者様の気分や体調を間接的に把握する。帰るときには、「また来週~」と言うことで、「次は来週きますよ」という確認をおこなう。
何よりもご利用者様に対して興味関心を持ち気配りができるからこそ、できることなのだなあと思いました。
そして4宅目に行く前にお昼ご飯を頂きました。@ザめしや

何事も頑張るにはエネルギーが必要不可欠です。ということで、お腹いっぱいいただきました!ごちそうさまでした!!(#^.^#)
そして4宅のご利用者様のお宅へ。
こちらのご利用者様は私と同じようにかつて関西学院大学に所属していらっしゃって、その在学中に不慮の事故にあい、約40年間半身不随で生活していらっしゃる方です。こちらでは初めて排泄介助の現場を見学させていただきました。いくら長年介助されているとはいえ、突然同行して来た大学生に見られるのは良い気分ではなかったと思います。貴重な体験をありがとうございました。
1日同行させていただいて、まず感じたのことはかなりの肉体労働だな、ということです。炎天下の中でも雨が降っても自転車でご利用者様のもとまで出向き、階段が下りれないときは自分よりも大きなご利用者様をおんぶする。(ちなみに私は自転車で佐賀さんを追いかけるだけでヘトヘトでした。)佐賀さんも中には女性にはできないこともあるとおっしゃっていました。また、1件目のご利用者様も腰を痛めたために何人もヘルパーの担当が変わったとおっしゃっていました。
やはり、介護は重労働なのですね。
このような介護者の現状に、何か改善できる案がないかなどこれからのプロジェクト案の一つとして考えていきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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