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【伝統芸能】論文を読みました!

こんにちは!りおです!

今日は、5月に読んだ日本語論文の紹介をします~~~~( ̄^ ̄)ゞ


饗庭照美・尾崎彩子・李温九・章貞玉・康薔薇・松井元子・南出隆久・大谷貴美子(2002)「漆塗りの皿に盛られた物相飯に対するイメージ比較 日韓の女子学生を対象として」『日本調理科学会誌』35巻2号p.180-186


この研究では、日本(20~22歳、124名)と韓国(20~22歳、155名)の女子大学生を対象に、朱塗りと黒塗りのお皿に5つの物相型で形作った物相飯の組み合わせに対するイメージを比較している。5つの物相型とは、日本料理の世界で伝統的に用いられている丸、梅、もみじ、末広と日本料理では用いられることのないハートである。評価方法は、「上品なー下品な」や「美しいーみにくい」、「暗いー明るい」などの形容詞30項目を7段階で評価してもらい因子分析を行った。 
その結果、日韓の女子学生には共通したイメージを異なるイメージを持っていることが明らかとなった。
共通していたイメージとして、朱塗りの皿の色に共通に評価されたものが多かったが、もみじ型の場合のみ、朱塗りの皿に盛られたものは女性的で季節感があるという評価になった。その他共通して得られた評価については以下の表の通りである。
 一方丸型を黒塗りの皿に盛られた場合、韓国では鮮やか、大人っぽいと評価された。梅型は、朱塗りの皿に盛られると、国ではやわらかい、子供っぽいと評価され、日本では季節感があると評価された。もみじ型は朱塗りのお皿に盛られると、韓国では、混沌とした、子供っぽいものとも評価され、日本では、優雅なという評価になった。末広型は皿の色にかかわらず日本では静的なイメージであることが示された。ハート型は形に対するイ メージによるためか、皿の色にかかわらず、日本ではモダンであるが趣のないものとして評価された。
また因子構造の違いとして私たちの嗜好性や食品に対する評価は文化的背景を基本として、生活環境の中での知覚体験が影響を与えていることが示唆された。日本において物相飯は季節感やハレ(めでたさ)を演出している情緒があるものというイメージが示唆された。しかし,韓国では物相飯を単に形のイメージとしてとらえ、その形の嗜好で評価が行なわれていた。
本研究から、食物の形や色に対する評価は、日常的に接しているその国の食文化に影響を受けていることが示唆された。


私たちはこれから、京漆器を用いたカフェなど、実際に多くの人に京漆器を触れてもらう機会を創出しようと考えています。
カフェに来るお客さんの対象は、京都人をもちろん、京都に観光に来た日本人・外国人と幅広くなっています。
これからカフェの具体的な料理とお皿の組み合わせを考えていくにあたってこの研究で明らかとなったように、食物の色や形、さらにはお皿の色が消費者に与えるイメージは国で異なっており、カフェを通じて京漆器、ならびに京都のケーキ屋さん、お菓子屋さん、お茶屋さんのイメージを向上させることができるように細部まで徹底して行っていきたいと思います!!!

最後まで読んでいただいてありがとうございました!(´ω`人)


以上りおでした!!!!!
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Kurita Seminar

Author:Kurita Seminar
関西学院大学栗田ゼミです。私たちの栗田ゼミの活動は、国内から海外まで幅広く行っています。海外では、アフリカへの貧困調査のためマダガスカル・セネガルに渡航したり、国内では、農業・観光・教育・中小企業などの社会問題に対しての活動を行っています。ゼミ生の日常もたくさん載せていくので是非ご覧ください!

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